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運命を分けた おばあちゃんの言葉

 ニュースで、小学校の校庭でお祭りの最中に落雷があり、多くの方が被害に遭われたそうですね。

落雷の衝撃は本当にすさまじいものがあります。

 もう随分前の話ですが、私自身にも経験があり、今でもその光景を鮮明に覚えています。

私が20歳の頃の話です。

実家の敷地はとても広く、家の後ろには小高い丘に竹藪があり、私的な稲荷神社を祀っています。

春になると、よくその竹藪でタケノコを掘ったものです。

掘ってすぐに料理するので、えぐみなどもなく、本当に美味しいタケノコが採れます。

 私の家はその竹藪から裏庭を抜けて、母屋があります。

稲荷神社から裏庭までは20Mほど、裏庭は縦に20Mほど、それぞれ少し下るような感じで母屋があります。

 その地域は夕立や落雷が多く、激しい雨が度々降ると、我が家では雨戸を締める習慣がありました。

落雷で停電もしょっちゅうあったため、ロウソクは手の届くところにいつも置いてありました。

ブレーカーが落ちると回復させてくるのも、雨戸を開け閉めするのも、なぜか私の役目でした。

(余談ですが、家の中に迷い込んだヘンな虫を追い出すのも、なぜか私の役目で、これは今でも変わりません。

誰も他にやってくれないのです。)

 当時は家には網戸がなかったため (実は未だにクーラーはありません、涼しいからです)、ほんの少し雨戸の 隙間を空けておくようにしていました。

理由は、おばあちゃんのセリフでは、「雷さまが逃げるように」ということなのです。

 (実はこのおばあちゃんの言葉こそが、まさに運命を分けたのです。)


 その日も おばあちゃんの言いつけ通り表の雨戸を閉めましたが、少し隙間を開けていました。

その日も、ひどい土砂降りと怖ろしいほどの雷で身を縮めながら、祖母と母と私とで茶の間のこたつで 話をしていました。

茶の間があるリビングの隣は 薪ストーブと囲炉裏がある部屋で、その向こうが裏庭ですが、そちら側の窓もわずかに開けていました。

・・・・・・・・
激しい雨と雷が近づいてきたなと思っていたら、ドカーンという凄い音がして、地割れのような音がしたかと思うと、
私たちの右後方で ぱぁーっと 明るくなり、まぶしい光が、上の竹藪のほうから降りて来て、コタツにいる私と、母との間を抜け、祖母の脇をすり抜けて、雨戸の隙間から駆け抜けていったのです。

 まさにあっという間の出来事でした。

「見た・・・・?」
という言葉が私の口から出るまで、相当の時間がかかりました。

事態を把握するまで、時間がかかりました。

あと、数センチ 私たちがどちらかにずれて座っていたら、雷がまともに当たって大変な事態になっていたことでしょう。

おばあちゃんの言うとおりに、雨戸や窓を開けていなかったら、間違いなく、家は雷によって壊されたと思います。

雷のすさまじさと、そのもの凄いエネルギーに暫く放心状態でした。

 ・・・雨が止んで、母と私は裏の稲荷神社に行ってみました。

稲荷神社の屋根の銅板部分が裂けて木の部分が焦げていました。

改めて怖ろしくなりました。

 母は、大きくため息をついて 
「本当に(これで済んで)良かった・・・」
と、言いました。

なぜなら、昔 母の実家は雷が落ちて家が焼けてしまったからです。

 何が運命を分けるかはわかりませんが、とにかく あの時は 命拾いしました。

何かわからないけれど、「生かされた」と思ったことを覚えています。

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